貧血厚生労働省の調べによると40代の女性では7人に1人、 30代の女性では10人に1人にみられ、 増加傾向にあるとか。 貧血は食事の影響が多いですから 栄養バランスが崩れている現代で増えているのは 当然かもしれないですね。 「貧血」とは血液中の赤血球やヘモグロビン(血色素)が不足した状態。 体は血液中から新鮮な酸素と栄養分を取り込んで維持されています。 その大事な酸素を、肺から体のすみずみまで運ぶのが赤血球です。 赤血球に含まれているヘモグロビンが、酸素と結合することによって、 この働きを行っているのです。 また、老廃物ともいうべき不要な炭酸ガスを肺に運ぶのも、赤血球の大事な役目です。 そのため、血液中の赤血球が減って、 ヘモグロビンの量が減少すると、 いろいろな臓器が酸欠状態になって障害がおこってしまいます。 体がだるい、坂や階段で動悸や息切れがする、 頭痛、めまい、耳鳴り、筋力低下、食欲不振 なんて症状に心あたりはありませんか? 漢方では”血虚”といって 体に栄養を行きわたらせ、老廃物を出してくれる 「血」が足りないと考えます。 「血」が不足しているので、血行も悪い状態です。 当然冷えで新陳代謝が悪くなり、貧血になったりと 密接に関係してるんですよね。 代謝が悪いことで起こる、 生理不順、便秘、眠りが浅いなどの症状にも注意しましょう! 貧血のなかで最も多いのは鉄欠乏性貧血。 女性の20%、妊娠した女性では50%が鉄欠乏性貧血と言われています。 対策としては ★適度な運動をしましょう 日頃から適度な運動しているとヘモグロビンが増えます。 ★睡眠時間を十分に取り、規則正しい生活を心がけましょう 夜更かしや不規則な生活が続くと鉄分が不足する傾向にあります。 ★鉄分の多い食品を積極的に摂りましょう 成人男性は1日に約12~15mg、成人女性は15~20mgの鉄分 が必要と言われています。 ◇鉄分の多い食品◇ 牛・豚・鶏のレバー、牛もも肉、大豆製品 ほうれん草、春菊、ひじき、もずく、 あさり、しじみ、牡蠣(かき)、まぐろ赤身、かつお、プルーンなど ダイエットや外食などで なかなか食事で摂りにくい場合は、サプリメントで補う必要もありますね。 「ビタミンC」は鉄の吸収を促進する働きがあるので 是非一緒に摂りましょうね♪ また赤血球をつくるために必要な 「葉酸」や「ビタミンB12」も一緒に摂るのがお勧めです。 葉酸とビタミンB12は「ビタミンB群」として 販売しているものも多いですね。 ビタミンCとビタミンB群が含まれる「マルチビタミン」を 摂ってもいいですね。 また「鉄」のサプリメントを摂るときは、 緑茶や紅茶、コーヒーに含まれるタンニンが 鉄の吸収を悪くする場合があります。 それほど吸収を悪くすることはないという論文もありますが、 より効果的に摂りたい方は、水で飲むことをお勧めします。 (水がないからと飲まないよりは、 お茶でもいいので毎日摂ることの方が良いと言われています) 栄養がいいバランス状態になると 冷え性も貧血も良くなることも多いです。 日頃から気をつけたいですね。 また”血虚”の状態ですと、 お肌の乾燥・小じわなどの原因にも! 気をつけないと~~~~ 最近では子供の貧血も増えています。 詳細はコチラhttp://www.yobouigaku-tokyo.or.jp/lb4_ane.htm ジャンル別一覧
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